歯周病とは

歯周病とは

歯周治療の重要性

歯周病とは、プラークが歯と歯茎の境目にたまることにより炎症がおき、歯茎や歯を支える骨などが溶けてしまう病気のことです。最初は歯茎の軽い炎症から始まり、次第に歯を支える歯周組織が破壊されそのまま放置すると歯を失ってしまいます。
歯周病は痛みなく進行するのが特徴です。若い頃から日頃のお口のケアを怠っていると、気づいた時には歯周病が重度まで進行してしまっていたという方も少なくありません。

歯周病について
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今から気をつけたい歯周病の3つの要因

歯周病が進行する原因は様々あります。若い時からこの要因を知り、気にかけておくことで歯周病予防・進行予防につながります。

①お口の中の環境:歯並びの悪さ、不適合な被せ物、磨き残し
②健康状態・体質:糖尿病や心疾患、高血圧などの全身疾患、精神的なストレス
③生活習慣:喫煙習慣、不規則な食生活

患者様自身で意識できる「歯周病予防」

正しいお家での歯磨き

歯周病が進行する要因のひとつは、“磨き残し”です。そのため、まずは毎日の正しい歯磨きを徹底していただくことが何よりも大切になります。
また、歯ブラシだけで落とせる汚れは約60%だと言われています。つまり40%以上は実は歯ブラシではそもそも落とせないのです。
磨き残しを防ぐためにも、フロスや歯間ブラシなどのご自身に合った補助製品を併用していただくことも必要です。
歯磨きが出来るようになることで一本一本の歯の寿命が延び健康に繋がります。
それは若ければ若いほど効果的です。

食生活の改善

実はチョコレートなどの糖分を含む食べ物以外にも白米や野菜など普段のお食事にも糖分が含まれています。
そのため、必要以上の糖分を多く含むお菓子やジュースなどの摂取量には気をつけましょう。
また、食生活の乱れは、免疫力低下がおこり歯周病菌に対する抵抗力が弱まります。歯や歯茎のためにも、バランスの良い食生活を心がけることが重要です。

定期的な歯科検診

歯周病は初期段階では症状に気づきにくいため、定期的に歯科医院でチェックすることが重要になります。また、日々のセルフケアにプラスして歯科医院で歯石や歯垢をしっかり除去することで、より歯周病のリスクを減少させることができます。