インプラントとは

インプラントとは?基本のキ

インプラントとは、
歯の根っこを失った部分に人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、その上に人工の歯(被せ物)を装着する治療法です。
顎の骨としっかり結合することで、天然歯に近い、もしくは天然歯以上に噛める機能を回復できます。

インプラントの構造と仕組み

インプラントは、
3つのパーツで構成されています。

  1. フィクスチャー(人工歯根)
    顎の骨に埋め込む
  2. アバットメント
    人工歯根と人工の歯(被せ物)をつなぐ連結部品
  3. 上部構造(クラウン)
    お口の中で見える人工の歯(被せ物)の部分

この3つが、「美しく見える歯やしっかり噛める歯」を作るために必要です。

インプラントのメリット・デメリットと注意点

メリット
  • 天然歯のように、もしくはそれ以上にしっかり噛めるため健康で居られる
  • 周囲の歯を削る必要がない(ブリッジや入れ歯と違う点)
  • 見た目が自然で違和感が少ない、周りに気づかれにくい
  • ケアやメンテナンスをすることで長持ち出来る
デメリットと
注意点
  • どんなものか分からない不安が大きい
  • 保険適用外のため費用が高額になることもある
  • 治療期間が長くなることがある(約6ヶ月〜1年半)
  • ケアやメンテナンスを怠ると「インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)」などのトラブルに

治療後のセルフケア・定期的なメンテナンスが非常に重要です。

こんな方におすすめ

● 20歳以上で顎の骨の成長が完了している人
● 顎の骨が十分にある人(骨が少ない場合は骨造成で対応可能)
● 糖尿病などの全身疾患が無いもしくは安定していて、医科連携が可能な方
● 喫煙を控えられる方、メンテナンスを継続できる方

当院では、CT撮影や血液検査(推奨)などによって全身状態に基づき、大学病院と同等の安全管理体制で対応しています。

インプラントの流れ

初診・カウンセリング

歯を失ったもしくは失う可能性のある部分の今後の治療へのお悩みやご希望をお伺いします。

精密検査

CT撮影、口腔内診査、模型の型取りなどを行い全体的に異常が他にもないかを精査します

治療計画のご説明

インプラント治療の可否、手術の流れや費用、リスクをご説明

一回目の手術
(人工歯根を埋める)

全身状態においては麻酔科専門医が、口腔内は局所麻酔下でインプラントの手術を行います

治癒期間

2〜4ヶ月、骨との結合を待ちます

二回目の手術
(アバットメント装着)

こちらは一回目の手術と違い侵襲は軽度です。

最終補綴
(人工の歯の装着・完成)

こちらは一回目の手術と違い侵襲は軽度です。

定期メンテナンス

年3〜4回の検診で長期安定を目指します

ブリッジや入れ歯との違い

比較 インプラント ブリッジ 入れ歯
支え方 顎の骨 隣の歯 歯茎の粘膜・残りの歯
周囲の歯への影響 影響なし 削る 削る・バネで負担がかかる
噛む力 天然歯とほぼ同等 やや弱い 弱い
審美性 高い 高い やや劣る
違和感 少ない 少ない あり

患者さまの声

  • 「インプラントを1回すると次も必ずもし歯を失ったらインプラントにまたしたい、そのくらい満足度が高くお食事出来ます。」
  • 「見た目が自然で、自分の歯と区別がつかないくらいです」
  • 「最初は怖かったけど、手術中の痛みもなく、やって良かったです」

当院のインプラント治療の特徴

  • 大学病院レベルの難症例にも対応可能
  • 丁寧なカウンセリングと明瞭な費用説明
  • GBR(骨造成)やサイナスリフト、ソケットリフトなど、骨が少ないケースにも安心対応
  • CT+ガイドサージェリーによる正確で安心な手術
  • 定期的なメンテナンス体制

まとめ

インプラントは、失った歯を補う中で最も自然な感覚と機能性を取り戻せる治療法です。
ただし、すべての方がインプラントが向いているわけではないため、しっかりと診査を行い、患者様に合った方法を選ぶことが大切です。
まずはお気軽にご相談ください。
当院では無料カウンセリングやセカンドオピニオンも承っております。