マウスピース矯正(インビザライン)とは?

マウスピース矯正とは、透明な樹脂製のマウスピースを装着して歯並びを整える矯正治療です。従来のワイヤー矯正と異なり、金属のワイヤー装置を使わず取り外しも可能なため、見た目や日常生活への負担が少ないのが大きな特徴です。
専用のスキャナーでお口の中を撮影し、そのデータをもとに作成された複数枚のマウスピースを1〜2週間ごとに交換していくことで、徐々に歯を動かし、理想的な位置へと移動させていきます。

インビザラインを使った歯列矯正

マウスピース矯正にはいくつか種類がありますが、当院では世界で最も多くの症例数を誇るインビザライン(Invisalign)を使用した歯列矯正を提供しています。
・世界1500万人以上が治療を受けている
・マウスピース矯正の中では、難症例にも対応できる技術がある
・3Dシミュレーションで治療完了までの過程を確認できる
など、高い実績が確認されており、インビザラインは、“信頼性・安全性・快適性”を兼ね備えた、現在最もスタンダードなマウスピース矯正といえます。

安心してマウスピース矯正を
始めていただくための取り組み

インビザラインの大きな魅力の一つは、治療前に最終的な歯並びのシミュレーションを確認できることです。専用の3Dスキャナーで口腔内を撮影すると、数分で現在の歯並びの状態が立体的に表示され、その後歯がどのように動いていくかシュミレーションを行い、治療完了時にどのような見た目になるのかを視覚的に確認することできます。
このシミュレーションにより、
・「どのくらい歯が動くのか」
・「理想の歯並びに近づけるのか」
・「治療期間はどの程度かかるのか」
といった不安や疑問を、治療を始める前に解消することができます。初めて矯正治療を受ける方にとっては特に最終的な矯正治療のゴールをイメージできることは大きな安心材料です。また、このシミュレーションは治療計画の精度を高めるだけでなく、患者さまご自身が治療に前向きになれる効果もあります。「実際にここまで歯がきれいになるんだ」という具体的なイメージを持つことで、日々のマウスピース装着やセルフケアのモチベーション維持にもつながります。
当院では 無料相談を実施しており、その際に3Dスキャンによる歯型の解析を行います。初めての方にも安心していただけるよう、十分なお時間を確保し、患者さまが抱える不安や疑問にひとつひとつ丁寧にお答えします。ご理解・ご納得いただいたうえで治療を開始できるようサポートいたしますので、どうぞご安心ください。

インビザライン矯正のメリット
透明で目立ちにくい
マウスピースは透明で薄いため、装着していても気づかれにくいというのが最大の特徴です。人前で話す機会が多い方や、接客業・営業職の方など「矯正していることを知られたくない」という方におすすめです。
痛みが少ない
ワイヤー矯正では歯に強い力がかかるため痛みが出やすいですが、インビザラインは一回の歯の移動量が少ないため、歯にかかる力も少なく、痛みや違和感が比較的少ないのが特徴です。装着直後に軽い締めつけ感がある程度で、数日で慣れる方がほとんどです。
取り外し可能で生活への影響が少ない
マウスピースはお食事や歯磨きの際に取り外しが可能です。そのため、矯正期間中でも今までと同じ食事を取ることができ、水であればマウスピースをしたまま飲んでいただいても問題ありません。また、歯磨きなどの日々のお口のケアも通常通り行えるため、虫歯や歯周病のリスクも他の矯正方法に比べ低くなります。
金属アレルギーの心配がない
ワイヤー矯正などと違って金属を使用しないため、金属アレルギーの方も安心して治療を受けられます。
インビザライン矯正のデメリット
対応できない場合がある
すべての方がマウスピース矯正に向いているわけではありません。
歯並びやお口の状態によってはマウスピース矯正が適応できないこともあります。重度の不正咬合で大きく歯を動かす必要がある症例や複雑な歯の移動を伴う症例は、マウスピース矯正は不向きなことがあり、その場合は表側矯正や裏側矯正をおすすめすることもあります。当院では精密検査のうえ、最適な方法をご提案しますのでご安心ください。
決められた装着時間を守る必要がある
マウスピースは患者様ご自身での管理になります。そのため、紛失したり、うっかり装着を忘れてしまうと治療に影響がでます。
1日に20時間以上マウスピースを装着する必要がありますが、装着時間が短いと、歯が予定通りに動かず、治療期間が延びたり、歯並びの仕上がりに悪影響を及ぼす可能性があります。
紛失や破損のリスクがある
取り外しができる反面、マウスピースを紛失してしまうことがあります。紛失や破損してしまうと再度マウスピースを作成しなおす必要があるため、治療期間が延びてしまいます。そのため、外出時やお食事の際には専用ケースに入れて保管するなど、丁寧な管理が必要です。
インビザライン矯正はこんな方におすすめ!

● 周囲に矯正をしていることを知られたくない方
● 痛みや違和感をできるだけ抑えたい方
● 普段の生活に影響の少ない治療法をご希望の方
● 金属アレルギーが心配な方
● 忙しくて通院回数をできるだけ減らしたい方

適応できる症例と難しい症例
適応が可能な症例 | 適応が難しい場合がある症例 |
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・前歯のガタガタ ・すきっ歯 ・出っ歯 ・受け口などの軽度〜中程度の症例 |
・重度の不正咬合 ・歯のねじれが強い場合 ・外科矯正が必要な場合 |
マウスピース矯正(インビザライン)の症例

主訴 | 下の前歯のズレが気になる |
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治療内容 | マウスピース矯正インビザラインによる非抜歯治療 |
期間 | 11ヶ月 |
リスク | ・1日20時間以上装着できない場合、計画通りに歯が動かない可能性があります。 ・強制終了後には保定装置が必要です。適切に装着していただかないと後戻りの原因になります。 |
費用 | ¥ 671,000(税込) |
インビザライン矯正の流れ
無料カウンセリング・初診相談
歯並びのお悩みをお聞きし、インビザライン矯正が適応かどうかを確認します。
気になる点や費用、治療期間についてもご相談いただけます。
精密検査
レントゲンや口腔内スキャナーを用いて、正確な歯型や噛み合わせを解析します。
最新の口腔内スキャナーを用いるため、従来のような不快な型取りも不要です。
診断・治療計画のご提案
検査結果をもとに治療計画をご説明します。3Dシュミレーションで矯正終了後までどのように歯が動いていくのかご確認いただき、おおよその治療期間や費用のご説明をします。
インビザライン矯正開始
必要に応じて歯に小さなアタッチメント(突起)を装着し、マウスピース矯正を開始します。マウスピースは約1週間に1回変えていただきます。
定期的なチェック
治療開始後は、1〜2ヶ月間隔で来院していただきます。その際、歯の動きや装着状況を確認し、必要に応じて調整を行います。
治療終了・保定期間
マウスピースによる矯正治療が終了した後はアタッチメントを外し、歯の後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を使っていただきます。保定期間をしっかり守ることで、美しい歯並びを長期的に維持することができます。
まずは無料相談へお越しください
インビザラインは、目立たず・快適に・生活に影響を少なく歯並びを整えられる画期的な矯正方法です。ただし、すべての症例に対応できるわけではないため、まずは歯科医院での精密な診断が欠かせません。
歯並びにお悩みの方は、ぜひ一度お気軽に無料相談へお越しください。