インプラントのメンテナンス


※自費診療です

インプラントを長く
使い続けるためのメンテナンス

インプラントは平均10~15年は持つといわれていますが、正しいメンテナンスを継続した場合30年以上使い続けることも可能です。

そんなインプラントの脱落の主な原因はインプラント歯周炎です。
インプラントの周辺はメンテナンスを怠ると清掃が十分に行き届かず周囲に歯垢が溜まり、細菌が繁殖しやすくなります。細菌が繁殖し、歯周炎の症状が進むと歯肉が痩せてインプラントが露出し脱落につながります。

このことからインプラントを長く使い続けるためには定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスの流れ

口の中の状態チェック

インプラント以外の歯を含めて磨き残しや虫歯がないか、歯肉に腫れや炎症がないかを確認します。

さらに、インプラントの動揺や土台と人工歯の連結部分などに破損がないかを確認します。

噛み合わせの確認

インプラントに過剰に力が加わっていないか確認するため、咬合紙と呼ばれるシートを噛み、適切な状態で噛めているかを確かめます。 過剰に力が加わっている箇所があれば人工歯を削ったりして調整します。

レントゲン検査

顎の骨や上顎洞などの骨やインプラント体などの肉眼で確認できない部分はレントゲン検査を行い、炎症等起こしていないか確認します。

※レントゲン検査は必要に応じて撮影を行います

ブラッシング指導

歯の磨き方にもそれぞれ癖があるため、口の中の状態をチェックした際に特に磨き残しや汚れの多かった箇所を中心に正しい磨き方を指導します。

また、歯ブラシだけでは届かない汚れにも対応できるようにデンタルフロスなどの道具の使い方もあわせて指導します。

PMTC(クリーニング)

PMTCとは、歯科医師や歯科衛生士などの専門知識を有したプロによる歯のクリーニングを言います。

歯磨きなどのセルフケアでは落としきれない歯垢や歯石などといった汚れを取り除くことによりインプラント周囲炎の予防などの効果があります。